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Mar

レトロ鉄橋 引退間近 円山川橋梁/豊岡
2010年03月03日


新しい鉄橋(後方)は、橋げたと水面との間を広くするため古い鉄橋(手前)より高くなる=豊岡市船町


架け替え工事では、古い鉄橋(右)を撤去した後、新しい橋を下流側(右方向)にずらして線路と接続させる=豊岡市船町

 北近畿タンゴ鉄道(KTR)の円山川橋梁(きょう・りょう)(豊岡市)が4月に架け替えられる。工事に伴い、KTRは4月5日の始発から7日の最終まで、豊岡―久美浜間の列車を運休する。1929(昭和4)年12月の開業当初から円山川にかかっていたレトロな鉄橋は、あと1カ月ほどで見納めとなる。工事前には「渡り納め」の臨時列車も走る。


 架け替え工事は古い鉄橋を撤去した後、4月6日に新しい鉄橋を下流側にスライドさせて線路と接続させる「横取工法」で実施される。新しい鉄橋は上流側にすでに姿を見せており、古い鉄橋より長さが290メートルから310メートルに延び、橋げたの下から水面までの高さも3メートル高くなる。橋脚も10本から5本に減る。


 KTRは4月3、4日、古い鉄橋の渡り納めとして、2両編成の臨時列車を豊岡―久美浜間に1往復走らせ、乗客に「ありがとう“円山川橋りょう”おわかれ乗車証明書」を配る。鉄橋上では時速15キロ前後で最徐行運転し、鉄橋の姿をゆっくりと楽しめる趣向だ。両日とも豊岡駅午後0時50分発で、午後1時半ごろ豊岡駅に戻る。往復で大人560円。6日には福知山駅発着の工事見学ツアーもある。


 架け替え工事は、2004年10月の台風23号をきっかけに、防災対策として進められている。橋を水面から高くしたり、橋脚を減らしたりすることで、大雨時に橋に引っかかる流木などのごみを少なくし、上流側での増水を抑える効果を狙っている。


 運休や臨時列車についての問い合わせはKTR企画総務課(0773・24・2510)へ。

http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001003030001
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