高速無料化で年間の減収500億円 JR各社、反対要望
2010年3月6日5時0分
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全国の高速道路37路線50区間を6月をめどに無料化した上で、車種ごとの上限料金制度導入が検討されていることに対し、JR7社は5日、見送りを求める要望書を前原誠司国土交通相に提出した。
要望書によると、無料化と上限料金制度で、旅客6社の減収額は、現在の「休日上限1千円」から倍増の年間約500億円と試算。また、JR貨物も減収が年間約20億円拡大すると見込み、「(北海道、四国、九州の)JR3島と貨物の完全民営化に悪影響を及ぼす」と主張した。
さらに、二酸化炭素(CO2)排出量でも「上限1千円」から2.5倍増の年間約500万トンの増加と推計。「CO2排出量の削減目標を掲げる政府の施策に反し、時代と逆行する」と批判した。
一方、廃業や路線撤退が相次いでいるフェリー業界の幹部らも5日、都内に集まり、マスコミに向けて「民間との競争に負けたのなら自己責任だが、国の政策でつぶされるのは納得ができない」と、高速道路の無料化などに反対する意見を述べた。
集まったのは、日本旅客船協会に加盟するフェリー会社の社長ら幹部。幹部らによると、現在の「休日上限1千円」などの高速道路の割引により、協会加盟の27社は今年度、現時点で210億円の減収が生じているという。
http://www.asahi.com/business/update/0305/TKY201003050458.html