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Apr

「杉本家住宅」を重要文化財に答申 国の文化審、「清流亭」と合わせ

4月16日23時9分配信 京 都新聞

京町家として初の重要文化財に指定される杉本家住宅(京都市 下京区綾小路通新町西入ル)
 国の文化審議会(西原鈴子会長)は16日、大型の京町家として知られる京都市下京区綾小路通新町西入ルの「杉本家住宅」と、左京区南禅寺下河原町の数寄 屋建築「清流亭」を重要文化財に指定するよう、川端達夫・文部科学相に答申した。京都府教委によると、京町家が重要文化財になるのは初めてで、京都府内の 重要文化財(建造物)は289件になる。
 杉本家は江戸時代の呉服商で、1767年に現在の場所に店舗兼住宅を構えた。間口30メートル、奥行き60メートルで店舗と居室を玄関で結ぶ形式の主屋 (おもや)(1870年建築)のほか、江戸後期の土蔵などが指定を受ける。
 表構えに出格子や虫籠(むしこ)窓を配するなど京都の伝統的な町家形式を保っているほか、昭和10年代までの増改築の様子も分かるなど、商家の屋敷構え の変遷を伝えている。
 清流亭は1913年ごろに、南禅寺一帯の別荘地開発を手がけた実業家塚本與三次(よさじ)により建築。15年の大正天皇即位式典の際に宿泊した東郷平八 郎が名付けた。
 主屋は「残月の間」を中心とした南側と「七畳の間」を中心とした北半分に分かれる。同様に指定を受ける立礼(りゅうれい)席などと合わせ、上質の木材を 多用するなど洗練された数寄屋建築となっている。

最終更新:4月16日23時29分

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